パーソナル水素燃料電池 Pragma H-01 プラグマエイチゼロワン
小さいですが、現在の水素燃料電池における最先端の技術が詰め込まれています。主に災害用・非常用電源としての用途を想定していますが、アウトドアや無電源地域での常用にも適しています。
起動用やバッファ用にリチウムイオン電池などの蓄電池を使っていないので、何年間手つかずで保管していても、必要な時にはすぐに発電を始められます。
付属のパワーパックは、アルミニウム、シリシウム等の粉末が詰めてあり、水と反応して水素を作り出します。その水素がジェネレーターに送られ、酸素と反応して発電します。(電気分解の逆)反応後は水しか出ません。CO2を一切排出しない発電システムです。
反応後のパワーパックは、水酸化アルミニウムになるので、産業廃棄物の20種類に該当せず、事業系一般ごみとして廃棄できます。
私たちのPragma H-01は、単にエネルギーデバイスの置き換えではなく、ゲームチェンジャーとしての水素を使うことで、使う人たちの地球環境への意識を高め、水素をもっと身近なエネルギーとして認知してもらうことも目的としています。
特長
- 世界初。アルミ等+水の化学反応による水素生成から発電する水素燃料電池システム
- メンテナンス不要。一切の二次電池(リチウムイオン電池)不使用。環境負荷ゼロ。非常用電源に最適
- 本体付属水素発生装置(リアクター)に専用粉末入りパワーパックと水を入れて水素生成
- リアクターのほか、高圧ボンベ、吸蔵合金等からの水素供給も可能。ハイブリッド性
- 出力、12V(シガ―ソケット×2合計)5V(USB×2合計) 30〜40W(最大60W)65分
- 排出は水のみ
活用ポイント
水素だけで発電!リチウムイオン不使用!
- 世界初。アルミ等+水の化学反応による水素生成から発電する水素燃料電池システム
- 一切の二次電池(リチウムイオン電池)不使用。メンテナンス不要。環境負荷ゼロ
- 本体付属水素発生装置(リアクター)に専用粉末入りパワーパックと水を入れて水素生成
水素ならいろいろ解決!
- CO2を一切排出しないので環境負荷ゼロ。ゼロエミッションに貢献
- 資源がない国でも水素製造によって自国消費エネルギー確保が可能
- 余剰電力を水素の形で蓄積保存が可能
使い方にバリエーション!
- リアクターのほか、高圧ボンベ、吸蔵合金等からの水素供給も可能。ハイブリッド性
- 出力、12V(シガ―ソケット×2合計)5V(USB×2合計) 30W~40W 65分
- 排出は水のみ
- 飛行機に持ち込めます。本体、パワーパックとも航空機内への持ち込みが可能です※ベースモデルをフランス空軍が航空機での安全な輸送のために採用
世界遺産等の木造建築物の防災対策に最適!
導入事例
広島県 宮島 大聖院様
- 発火の可能性のある部品や素材を使わない発電機なので、木造の建築物での使用も安心。非常用電源としてご採用頂きました。
- 宮島(世界遺産)の大聖院で防災時の発電機として採用されています
次世代開発中
現在400W タイプ開発中!
- 高出力400Wのシステムを開発中です
- ベースになるスタックは、世界初の水素燃料電池自転車アルファバイクの次世代タイプ「アルファNEO」に搭載の470W水素燃料電池。 ※アルファバイクは2019年8月のフランスのG7における公式水素自転車として採用されました
H-01同様、起動用にもリチウムイオン電池を使っていません。 水素だけで発電します
フランスでは、ドイツの自転車メーカーと共同で、三輪の物流向け水素自転車を発表しました。
日本では、同じ技術を使って、防災用で高出力、長時間駆動の非常用/通常用電源となる水素燃料電池を開発中です。
使い方
仕様および製品概要
発電量 | 30~40W×65分(最大出力 60W) ※パワーパック1袋/1回セット ※65分まで30~40W |
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出力端子 | 12V・2.5A シガーソケット×2合計、 5V・2.4A USB×2合計 |
ジェネレーター | W190×D264×H267 mm 2.94kg ※リアクターホルダ付 |
リアクター | 直径90.6×H240 mm 820g |
動作温度 | マイナス5℃~45℃ |
防水/防塵 | IP43(防雨型) |
安全基準 | ヨーロッパでCEマーク取得 |
スターターキット | スターターキット50/100 ※ユニット(本体、リアクター、備品)×1 ※パワーパック×50個/100個 |
水素供給コネクター | フィルター付き |
メジャーカップ | 適量の水を計測(220ml) |
USBケーブル | 三つ口(Lightning・Type-C・Micro USB) |
保証 | 本体(ジェネレーター、リアクター)2年間 |
プラグマインダストリー社
プラグマインダストリー社(フランス)について
設立:2004年
本社:フランス・ビアリッツ
C.E.O.:Pierre FORTE
ホームページ:https://www.pragma-industries.com/
フランスのビアリッツが本社の水素エネルギーベンチャー企業の Pragma Industries 社は、コンパクトな 水素燃料電池の設計と製造のリーダーです。
この分野での 15 年の技術的専門知識により、革新的な水素プロジェクトで エネルギーベクトルとして水素を民生用に使用することを目指しており、その市場戦略を 輸送、モビリティ、ノマドに焦点を合わせています。
世界初の商用燃料電池アシスト自転車「アルファバイク」は CES2019(アメリカ ラ スベガス)にてInnovation Awardsを受賞。
2019年8月のG7先進国首脳会議では200台納入し、各国から高い評価をいただきました。
実績
宮島の大聖院様:災害に備えた寺院としての地域貢献の一環でH-01導入
2021.07.01
世界遺産として有名な広島県の宮島は、土砂災害特別警戒区域。 「西日本豪雨災害」の教訓を活かし、より対策を万全にする必要がある中、宮島で 最も古い寺院である「宮島弥山大本山 大聖院」様がポータブル水素発電機を導入。
長時間停電になった時に灯りやスマートフォンを充電できる安心・安全な電力整備として火災の心配がなく、屋内で簡単に使えるH-01が採用されました。
エッフェル塔を水素エネルギーで点灯するイベントに自転車を出展
2021.06.28
トヨタ自動車様の新型「MIRAI」の燃料電池技術を活用した水素燃料電池(発電機)から得た電力で、パリのエッフェル塔を照らし出すイベントが開催され(5月26~30日)、当社の水素燃料電池アシスト自転車アルファバイク10台を出展しました。
動画
①H01 災害時想定動画
②H01 アウトドア向け動画
③フランスプラグマインダストリー社 フランス政府水素広報活動の一環として
パーソナル水素燃料電池 Pragma H-01 プラグマエイチゼロワンの電話でのお問い合わせ
MIRAI事業開発チーム
担当:竹下
TEL:044-435-5878(直通)