近赤外線 非破壊式野菜くだもの品質チェッカー F-750
糖度、水分量、酸度、硬さなどの品質要素を簡単に測定!
近年では消費者の品質に対する意識が高まる傾向にあると言われています。品質や鮮度は味、食感、安全性、栄養分、外観など様々な項目で指標されます。
F-750は近赤外線分光法を利用し、非破壊で内部の糖度・酸度(味)や食感(硬度・水分量)などの項目を測定することができます。
農産物は収穫後も呼吸による有機物の消化、水分量の減少、色味の変化などが起こり鮮度が落ちていきますが、これらの項目を測定することで鮮度を数値化することが可能です。
F-750は非破壊式で農産物を切らずに測定できるため、収穫前でも測定ができ、収穫時期のスケジューリングにも利用できます。
付属機能のmodel-building softwareによって用途に応じて校正の設定をカスタマイズできます。 また、GPS機能やSDカードによるデータ保存機能など便利な機能が搭載されており、 フィールドから店舗まで様々なシーンで活躍します。
主な仕様
測定方式 | 近赤外線分光式による非破壊測定 |
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レンジ | 310-1100nm |
波長分解能 | 8-13nm |
測定可能項目 | 糖度、滴定酸量、乾物量、水分量、硬度、果皮カラー、 内部カラー、デンプン、カルシウム、ビタミンC、 アントシアニン、タンニン、カプサイシン etc. *果物の種類によって測定できない項目があります。 |
寸法 | 183.5mm×111mm×120mm |
重量 | 2.43kg |
F-750は様々な用途でご使用いただけます
簡単・手軽に品質チェック
糖度、酸度、硬度、水分量など様々な項目を1台で測定できるので、品質チェックを手軽に行うことができます。
また非破壊なので、サンプルの野菜やくだものを切ったり搾ったりする手間が省けて品質チェックがより簡単に行えます。
大切な野菜やくだものなどの農産物を傷つけません
近赤外線による非破壊式で、野菜やくだものを切らずにすむため、収穫前や店頭の商品を測定することができます。
保管中の商品の状態も手軽にチェック
持運びできるハンドヘルド型(小型)なので保管中の商品の品質チェックや保管環境の改善・最適化にもご利用いただけます。
測定原理について
光源から照射された近赤外線は果物内部で反射し、センサー部に入ります。 センサーに戻る光の加減により、各種成分の度合いを判断します。
近赤外線 非破壊式野菜くだもの品質チェッカーに関する電話でのお問い合わせ
東横化学株式会社(機器・装置事業部 機器部)
TEL : 044-435-5860(直通)